視覚と感覚で織りなすメッセージ

1931 ALPHABET by アレックス・トロシュート

コラボレーション

独創的なアールデコ書体

ジャガー・ルクルトとタイポグラフィの従来の概念を再定義する革新的なレタリングアーティスト、アレックス・トロシュートとの最新コラボレーションをご紹介します。ニューヨークの建築様式から培ったアイデンティティと、メゾンが誇るアールデコのデザイン様式からインスピレーションを受け、アレックスはグランド・メゾンのために新しい象徴となるべくアルファベット、『1931 Alphabet』を生み出しました。この新しい書体は、メゾンが誇る創造性、精密さ、専門性を体現しています。 

作品

1931 ALPHABET:大胆までに現代的なアルファベット

このコラボレーションのインスピレーション源となったのはアレックスの第二の故郷、ニューヨークの情景にも深く刻み込まれている視覚的特徴、アールデコ様式です。1930年代に発表された初代レベルソのアイデンティティにも強い影響を与えたこのスタイルは、レベルソをかつてないほど象徴的なタイムピースの1つとして高めました。

この自然な一体感により、アレックス・トロシュートの卓越した先鋭的精神が吹き込まれた、尽きることがない創造力を感覚的に訴える新しい書体が生まれました。それぞれの文字が、真の芸術作品として類いまれな存在感を放っています。 

この概念を体現するアールデコ様式とジャガー・ルクルトの時計製造技術の統合を具象化するために、複雑な部分が備える機能性と同じくらい詩情豊かに、そして作動機械の感覚を与えるべく、物理的に感じることができる文字を構想しました。

— アレックス・トロシュート

ヘリテージが息づく象徴

アレックス・トロシュートの創造力の源泉は、ニューヨークの自宅、それぞれの文字が携える抽象的な性質、そして彼のタイポグラフィへの情熱を駆り立てた、1940年代に活躍した著名なタイポグラファーの祖父です。

タイポグラフィの従来の概念を再定義するアレックス・トロシュートの作風を反映した新しいジャガー・ルクルトの書体は、すべての文字にエレガントで彫刻的、大胆で現代的な稟性が吹き込まれています。それぞれの文字が複雑さを秘め、機能性を彷彿とさせつつも装飾性豊かな魅惑を放ち、機械が作動するあらゆる部分が織りなす調和を感覚的に伝える視覚的な奥行きを携えています。  

プロフィール

アレックス・トロシュート:真の独創性

アレックス・トロシュートのキャリアへの道は、Elisava デザイン高等学校(Elisava Escola Superior de Disseny)から始まりました。バルセロナに自身のデザインスタジオを設立後、アレックスはニューヨークに拠点を移し、2012年から独立して活動しています。言語の限界を押し広げ、豊かな表現力で感情に訴えかける彼のビジュアルレタリング・スタイルは、彼自身の奥から沸き上がる強烈で独創的な創造性を体現しています。

また、タイプ・ディレクターズ・クラブ、クリエイティブ・レビュー、カンヌ、クリオ、D&AD他、多くの名誉ある賞を受賞しています。アレックスは現在、ブルックリンを活動とプライベートの拠点としています。 

唯一無二のクリエーション

アレックス・トロシュートがグランド・メゾンのためだけに特別にデザインしたアイコニックな書体とメゾンの象徴的なタイムピース、レベルソのケースバックをキャンバスとして描かれる、エングレービングがもたらす尽きることのない創造性への可能性を探究してください。

その先は?

物語は続く

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