全コレクションのラインナップ

特徴的なレクタンギュラー・ケース、洗練された端正なライン、アールデコを象徴するゴドロン様式。これら全てが、レベルソ誕生の時代に席巻したアールデコ・ムーブメントを反映しています。メゾンを象徴するレベルソは1931年、インド駐在のイギリス人将校が、ポロの試合中の衝撃に耐え得る腕時計の開発を依頼した事に由来しています。ダイヤルを格納すると同時に裏面が現れる反転式ケースは、試合中スティックによる打撃からダイヤルを保護することができました。今日では、時計にエングレービングやエナメル装飾を施し、パーソナライズする最適なキャンバスとなりました。 

60年後、メゾンが独自に培ってきた時計製造のノウハウがデュエットやデュオコンセプトのインスピレーション源となり、もうひとつのダイヤルによって様々な複雑機構を表示することが可能となりました。日中、そして夜の装いにも寄り添うレベルソは、3つのコレクション、ワン、クラシックそしてトリビュートへと集約されていきました。

マスター・コントロールコレクションは、卓越した技巧と現代的エレガンスを演出する印象的なラウンド型デザインが特徴です。ジャガー・ルクルトが抱く革新への情熱が、マスター・コントロールコレクションで展開されるキャリバーの継続的な向上を促進する一方で、キャリバーの真髄は一切無駄のない洗練性を有しています。 

マスター・ウルトラスリムコレクションは、卓越した技術をタイムレスな美しさと融合するというジャガー・ルクルトの理念を象徴する存在です。優美で洗練されたラインを特徴とするデザインを組み合わせることで、伝統的な複雑機構の設計を再考しています。このコレクション全体が、ジャガー・ルクルトの唯一無二の時計製造サヴォワフェール（ノウハウ）を体現しています。 

独創的なマスター・グランド・トラディションのキャリバーは、数百個の部品で構成され、最も複雑なものは600近くの部品で構成されています。メゾンの革新精神を体現するこの複雑機構は、各ムーブメントの部品に施される美しい装飾や仕上げに一切妥協することなく開発、そして製作されています。洗練されたダイヤルはエレガントかつシンプルで、サファイアクリスタルガラスのケースバックからは魅惑的な時計製造の技巧が解き明かされます。

様々な複雑機構と磨き上げられた洗練さを兼ね備えたランデヴーコレクション。卓越した高級時計製造と洗練された美しさがひとつとなったこのコレクションは、女性向けの高級時計を提案した最初のメゾンのひとつであるジャガー・ルクルトによって誕生しました。マザー・オブ・パールと上質なギョーシェ仕上げのダイヤルには時刻を知らせるフローラル針を添え、トゥールビヨン、デイ/ナイト表示、ムーンフェーズなど魅惑的な複雑機構をさりげなく備えています。21世紀のために創作された優美さの極み、贅沢で洗練され、揺るぎない女性らしさを兼ね備えたランデヴーコレクションは、この上ない美しさと複雑な時計製造メカニズムのバランスを絶妙に融合しています。

高級ダイビングウォッチである1968年誕生のメモボックス・ポラリスからインスピレーションを授かったジャガー・ルクルトのポラリスコレクションは、スポーティエレガンスの極みを体現しています。ブラッシュ仕上げとポリッシュ仕上げを施したケースには、ジャガー・ルクルト製自動巻きムーブメントを搭載し、サンレイ仕上げ、グレイン仕上げとオパーリン仕上げの仕上げ装飾が、ダイヤルに豊かな質感を与えています。ジャガー・ルクルトのポラリスコレクションは、その存在感もさることながら、多くの優れた機能を誇ります。日付、アラーム、クロノグラフ、ワールドタイムクロノグラフなど、日常を彩る冒険に便利な機能を備えたモデルはすべてジャガー・ルクルトのマニュファクチュールにて製造され、組み立てられています。ブラックとブルー、2色展開のポラリスのダイヤルは、どちらもステンレススチール製ブレスレット、レザーストラップと新しい「クルー・ド・パリ」パターンが施されたラバーストラップからご選択いただけます。現代の冒険に挑む探検精神を反映した、コンテンポラリーなツールウォッチです。

時計業界の限界へ挑戦する夢の誕生。ジャガー・ルクルトによって開発された先駆的なデュアルウイングコンセプトは、2つの独立したメカニズムを単一の調速機構で統合するメカニズムが特徴です。一方で複雑機構の正常な機能を、もう一方では時計機能の精度を司ります。そして独立したこれら2つのメカニズムが、比類なき性能と精度を維持するデュオメトルコレクションの中核を成し、ジャガー・ルクルトのデュオメトルを真に唯一無二のコンプリケーションウォッチとして確立しています。

キャリバー101は高級時計製造の革新的な技巧を象徴する存在です。真のアイコンとも呼ぶべきこのキャリバーは、極小世界の機械技巧が生み出した希少な偉業の体現であり、可能性の限界に挑戦し続けるジャガー・ルクルトが掲げる信念の象徴であり続けています。 

1928年に誕生した高級置時計、アトモスは何世紀にも渡り時計職人が追い求めた、レオナルド・ダ・ヴィンチの永久運動のコンセプトを再現させるという夢を見事に実現させました。気温の変化、密封カプセル内の混合ガスの拡張と収縮を動力とし、メカニズムが人間の介入を一切必要とせずに自動的に巻き上げられることを可能にしました。たった1度の温度変化さえあれば、2日間の作動エネルギーが供給されます。アトモスコレクションが湛える時代を超えた魅力の秘密は、その唯一無二のデザインに秘められたクラシックさとモダンさの絶妙な融合であり、その素晴らしい複雑な構造はどのアングルからも見ても、視線を捉えて離しません。

グランド・メゾンが誇る時計職人の情熱と専門性の証、ハイブリス・メカニカは、「時計製造の限界を超える」という哲学から生まれています。アントワーヌ・ルクルトの革新精神を不朽のものとするこのコレクションは、ジャガー・ルクルトの時計職人たちに既存の技術的な限界にとらわれず、自由な創造性を羽ばたかせたい、いう思いから生まれました。限定シリーズとして製造されたハイブリス・メカニカの時計コレクションは、まさに現代の最高傑作です。長年に渡る研究と開発の対価であるこれらの時計は、ジャガー・ルクルトの専門性とアイデンティティを象徴する、先進的な時計製造の複雑機構をこれまでにない形で融合しています。