ミニッツリピーター複雑機構搭載タイムピース

グランド・メゾンと称されるジャガー・ルクルトは、メゾンが紡ぐ比類なきサヴォワフェールと複雑機構における深い専門知識により、その英名を揺るぐことなく保持してきました。マニュファクチュールが誇る匠の技と洗練された音の芸術を融合したミニッツリピーター複雑機構搭載タイムピースは、唯一無二の感覚体験へと誘う時計製造界のマスターピースです。


ミニッツリピーター複雑機構とは?


ミニッツリピーター複雑機構搭載タイムピースは、ニーズに応じてボタンを押すだけで時刻を音色で明瞭に告げる、精密さの極みです。この機能は、視認性が低い暗い場所やダイヤルが読みにくい場合などに、その利便性が特に発揮されます。


ミニッツリピーター複雑機構の仕組み


ミニッツリピーター複雑機構は、高級時計製造において最も複雑で洗練された機構の1つとして数えられています。この複雑機構は、時間を表す低音、15分を表す高低音の組み合わせ、そして分を表す高音という明瞭な音色を奏でるハンマーとゴングを基としています。

任意により機構が起動されると、特定の高低音の組み合わせで時刻を知らせます。例えば、午前2時49分(02:49)には時間を表す低音が2度鳴り、次に15分が3つから成る45分を示す3つの高低音のシーケンスが3度鳴り、そして最後に残りの4分を示す高音を4度鳴らします。 

このように複雑な作動と音のストロークの精度は、レーキ、スネイルカムそしてその他のカムなどの極小型部品を巧妙に組み合わせることにより保証しています。この複雑機構のメカニズムは照明が一般になかった17世紀末、暗闇でも時刻を知るために発明されたチャイム付き置時計を起源としています。


時代を越えて継承されるジャガー・ルクルトの専門知識


メゾン創立の1833年以来、ジャガー・ルクルトはたゆむことなくコンプリケーションウォッチの技術を磨き上げ、革新を推し進めてきました。430件以上の特許取得並びに1,400以上のキャリバー開発より培われた技術とサヴォワフェールが、メゾンのミニッツリピーター複雑機構搭載タイムピースを新たな指標としての地位を確立し、卓越技術と至高の精度が融合したそれぞれのモデルが、メゾンが紡ぐ唯一無二のサヴォワフェールを体現しています。伝統と革新を絶妙に融合するジャガー・ルクルトは、その創立以来世界中の高級時計愛好家の方々、そして造詣が深いコレクターの方々から揺るぎない支持を受けております。