レベルソ・トリビュート
スモールセコンド
レベルソ・トリビュート
スモールセコンド
1931年に発表された、初代モデルのデザインコードを忠実に反映しつつも、レベルソ・トリビュート・スモールセコンドは、厚さ僅か7.56mmのピンクゴールド製ウルトラスリムケースを備えた新しいモデルにより、さらなる高みに到達しました。このモデルの特筆すべき魅力は、サンレイ仕上げを施したダイヤルが放つ美しさです。ディープバーガンディの美しい色合いは、異なる乾燥時間を考慮したラッカーの重ね塗りプロセスにより実現します。完成作品の美しさは視覚的な喜びをもたらし、光の影響による特別な反射で様々に変化する色合いが、このタイムピースに唯一無二の個性を授けます。パーソナライズをお楽しみいただける裏面に加え、バーガンディカラーのストラップにはインターチェンジャブルシステムが採用され、ご自身で簡単に交換していただけます。レザーとキャンバス素材の組み合わせ、あるいは時代を超えたエレガンスを醸し出すオールレザーのストラップは、著名なアルゼンチンのブーツメーカーであるカーサファリアーノがデザインを手掛けました。
色と素材のバリエーション
デザイン
モダニティを添えた象徴
レベルソ・トリビュート・スモールセコンドは、このメゾンを象徴するタイムピースがポロプレーヤー以外の方々にも広まっていったレベルソの発表初期から、豊かな彩りのストーリーの幕を開けました。サンレイブラッシュ仕上げが施された、これまで以上に現代的な趣を湛えたダイヤルのバリエーションは、レベルソのすっきりとしたシンメトリーデザインと美しいコントラストを生み出します。
24層で織りなす芸術的な装飾
ピンクゴールドのケースを際立たせる、ダイヤルに施されたバーガンディカラーのラッカー仕上げは高度な技巧を要します。細心の注意を払い、意図する色合いに発色させるために最大4層までカラーラッカーを重ね、その後に視覚的な奥行きを持たせるよう半透明のラッカーを20層まで重ねていきます。彩度を極める仕上げとして、一点の曇りも逃さないよう緻密なポリッシングが施されます。

洗練を極めたケース
僅か7.56 mm厚のケースは、長方形を描く形状の洗練を極めています。手首の自然なカーブに寄り添うよう、人間工学に基づいてデザインされたこのケースには、50以上の部品で構成されたスライド反転式メカニズムが採用されています。クレードルの内側までにもサンレイ仕上げのエングレービングが施され、この90年前に完成したメカニズムを完璧な作品に高めています。

ストラップ
レベルソに捧げる特別デザイン
ポロの世界を想起させるレベルソ・トリビュート・スモールセコンドにはカーサ・ファリアーノが手掛けたストラップが2本添えられ、レベルソのタイムレスな現代性と溢れる個性をさらに際立たせつつも、統一された美しい調和を生み出しています。

機能
毎秒刻む時のエレガントな表現
シンプルながらもエレガンスを醸し出すドーフィン針が時と分を表示し、ダイヤルの下半分に配された機械式ムーブメントの真髄、円形トラックのスモールセコンド表示が直線的な形状を描くケースと美しいコントラストを生み出しています。
キャリバー
角型の真髄
レベルソ・トリビュート・スモールセコンドを稼働する手巻キャリバー822は、ジャガー・ルクルトの時計製造に対する哲学を真に体現する複雑機構です。デザイン、装飾、組み立てなどすべてのプロセスがマニュファクチュール内で行われるジャガー・ルクルト製キャリバー822は、レベルソのケースに収まるよう特別に設計された唯一無二の角型ムーブメントです。

ヘリテージ
挑戦を受けて誕生したデザイン
1931年に誕生したレベルソは、現在でも色褪せることのない現代性を誇っています。1991年、機械式時計製造の復活が、レベルソの可能性を解き放つ機会となりました。それは、複雑機構に伝統的に使用されてきた円形のムーブメントとは全く異なる構造とされている長方形のムーブメントというさらなる課題の出現にも関わらず、マニュファクチュールがその専門知識を高度な複雑機構内に再開発する際の手段となりました。
